診療予約システムのススメ

どんな病院にも診療予約システムは必要でしょうか。

病院別診療予約システム

予約診療システムの効果を発揮するには

病院には整形外科・美容外科・歯科・小児科・眼科・耳鼻咽喉科・内科・整体院・
産婦人科などさまざまなクリニックがありますが、診療予約システムはどんな病院に
最適だと言えるのか知りたい人も大勢いるでしょう。
これはどんな患者さんが多いか、というよりも年齢で考えたほうが納得してもらえる
のではないかと思いますので、そこを重点的に解説しましょう。
診療予約システムとは携帯電話やスマートフォン、パソコンを操作してウェブ経由で
なんらかのアクションをすることに意味を持ちます。
なのでそうした機器を普段から使っている年齢層の患者さんが多い病院ほど効果も
期待が持てることになる、この点がとっても重要になります。
具体的には20代から40代の患者さんがメインターゲットになるので、この層を
多く抱えることになる病院なら積極的に診療予約システムの導入を考えるべきでしょう。
とくに20代の女性はほとんどが毎日数時間スマホや携帯電話を操作しているので、
診療予約システムにもすぐに順応するばかりか導入してない病院を避けるほどこの
機能を使いこなすことも考えられます。
友達からのメールの返信ついでに予約を入れる、そんな手軽さに慣れたらわざわざ
電話をかけなければならない病院を選べない身体になってしまうのです。
いまの若い人は暇さえあれば携帯電話を触ってしまうのはもはや一般常識レベルに
みんなが知っていることですが、触っても通話するわけではありません。
触っている時間の99%は通話以外の操作に費やしており、ほとんどがアプリの操作
とウェブの閲覧で占められています。
診療予約システムはそこに割り込む形になるので本当に自然に受け入れられるのです。
携帯依存症の人なんかだと予約するつもりもないけどとりあえずアクセスしてみた、
予約完了したけどその後も一時間おきに見に行ってしまう、とまるでお気に入りの
サイトを巡回する感覚で利用するようになってしまうでしょう。
もし簡単なミニゲームでも用意しておけば毎日毎日ハイスコアを目指して遊びにやって
きたり、こちらの予想をはるかに超えるほど診療予約システムを使いこなしてくれる
としても全く驚きません。
それだけ今の若い世代は携帯・スマホと深く繋がっているのです。

長い目でみても効果はあります

逆に60代以上の患者さんが多い病院ではせっかく診療予約システムを導入しても、
患者さんが使いこなせるかちょっと不安になることは否定できません。
携帯電話を持っている患者さんもいるでしょうが、ウェブに接続できないタイプの
機種が多いかもしれませんし、通話にしか使っていない方が多数だろうしせいぜい
メールまでの機能しか使いこなせない方ばかりと思われるからです。
自宅にパソコンはあっても頑張ってそれを操作して病院の予約をするよりも電話
をかけたほうが早い、そうなると診療予約システムを利用する気にはなりません。
身内の方が代理で予約の操作をしてくれる可能性もありますが、待ち時間の確認など
他の部分は結局使いこなせないままになりますし、診療予約システムの実力を充分に
発揮するチャンスはほとんどないかもしれません。
診療予約システムを備えている医院だから敬遠されるということはないでしょうし、
従来どおり電話でも対応していればそれまでの患者さんが離れていくこともないですが
ちょっとばかし宝の持ち腐れといった気がしないでもないです。
それほどメリットもデメリットも感じられない複雑な心境になりそうですが、将来的
に考えれば徐々に浸透していくでしょうから物は試しと導入するのもありでしょう。
今スマホを使っている若者もそのうち年をとりやがては老齢なスマホ使いになる、
つまりはそのうちみんなが日常的にスマホを扱う時代がやってくるのは間違いないので、
今おかれた状況に捉われすぎず時代を先取りする気持ちで考えてもいいのです。

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